質問:わた 女 28歳

生後10ヶ月の赤ちゃんを育ててます。

最近、イライラが止まりません。

少しの事でイライラしてしまい、赤ちゃんに辛く当たってしまいます。

もともと精神面が不安定で、24歳ぐらいまでリスカや、薬を大量に飲んだりしてました。

その後、安定してたのですが、ここに来てまたリスカの衝動や死にたいと思ってしまう事が増えました。

きっかけは、子育てが上手くいかない事だと思います。

母乳でしたが体重が増えずミルクを足すことにしましたが、しかしミルクをあんまり飲んでくれませんでした。

とても悩みましたが、離乳食が始まったらとてもよく食べてくれ、あぁこの子は食べるのが好きなんだと思ってました。

しかし、ここ最近離乳食拒否が始まりました。

そして後追い、1日グズグズ、泣き叫ぶ。

もう限界で、抱っこもせずぼーっと隣にいると、機嫌よく遊び始めます。

構うとグズグズ、けど、離れてもグズグズ。

隣にいるだけでいいんだと思い、最近はシカトしてます。

もともと完璧主義だと思ってます。

思い通りにならないから、イライラしてるとも思ってます。

思い通りにならないのが普通と言い聞かせてますが、イライラして動悸がして息苦しくなり、感情のコントロールが出来ません。

怒鳴ったり物に当たったら、手を上げてしまうことも。

もう無理だと思いリスカに走りたくなります。けど折角辞めたのにって思って止まってる感じです。

思考が停止して、ぼーっとする事も増えました。

突然涙が出たりと本当不安定です。

そして、常に緊張してる感があってそわそわします。

これは、病院に行った方がいいのでしょうか?

病院にいったら少しは楽になりますか?

回答:メール頂きありがとうございます。ご相談とても嬉しく思います。

ちょうど私も生後10ヶ月の赤ちゃんを育てています。

それもあってわたさんのお氣持ち、共感して読みました。

とても大変な時期ですが今までよく乗り越えられてこられましたね。素晴らしいと思いました。

この時期にイライラしやすいのは赤ちゃんが今までで一番ダイナミックに変化することも理由かと思います。

子育てはうまくいっているなと感じる暇もなく、嵐のようにすぎさるものかと思います。

ですのでなかなか肯定的に感じにくいのかもしれません。

また産後はホルモンバランスの崩れからうつ状態になることも多い時期です。

ソワソワする、緊張感がある、涙もろい、思考が停止してしまう、イライラする、動悸や息苦しさなどの症状に関して病院に行くことは有効かと思います。お話しすること、授乳中であるなら漢方薬を飲むことなどはとても助けになるかと思います。是非ご検討下さい。

母乳で体重が増えない、うちもそうです。体重は下限、身長に至っては下限を下回っていますが、元氣であるのならよいかと思ってミルクは追加しませんでした。その子に合わせて育児書や指導を良い意味で裏切っていっても良いと思います。

ちなみに育児書に関して私はすごく参考になった本があります。

小児科医が書いた本ですこし厚い本ですが、生後何ヶ月はこんな感じと書いてあって大変勉強になりました。どの程度が個人差でどの程度が病氣かというのも詳細に載っていて役立ちます。

写真も載っていて可愛いです。

これがアマゾンで中古で260円で買えるのは人類の知性の奇跡だと思います。なんとスーパーのお惣菜ひとパック分です!

https://www.amazon.co.jp/定本育児の百科松田道雄/dp/4000098500

定本育児の百科 大型本 – 1999/3/3

松田 道雄  (著)

この方の書かれた「私は赤ちゃん」という本も秀逸です。赤ちゃんの目線で書かれているため、違った角度で物事を把握することができて面白いのでオススメですよ。

離乳食が始まり飽きるのか、拒否することも今の時期よくあると思います。

後追い、負担になる瞬間もありますよね。

隣にいてそっと寄り添う距離感、素敵だと感じますよ。

リスカをやめられているわたさん、すごいと思います。別のブログ

https://www.soraumiclinic.com//臨床能力を育てる神田橋條治著を読みました%E3%80%82/

にも書きましたが、リスカしたくなった時、消毒用アルコールなどで腕を拭いてあげると衝動が少なくなるでしょう。

手をあげたくなった時は布団が近くにあるのであれば「嫌だ!」と言いながら布団に腕を振り下ろすといいかもしれません。

また今すぐできる方法として赤ちゃんをおんぶするとよいです。そうすることで私たち母親の今まで自覚している傷や自覚していない傷が癒され、より愛に溢れることができます。

思い通りにならなくて、ああできなかったな、こんなはずじゃなかったのにな、と思ったら「そうかそうか、仕方なかった」「ま、いっか」と言ってみるのも有効です。

今回の人生は一度きりです。私たちは楽しんでいろんな経験をし、成長するために生まれてきました。自分自身を思いっきり表現し、引き続きこの美しい地球を存分に味わって楽しんでくださいね。

幸せであることをお祈りしております。

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