アランも目下勉強中。この本、初心者には易しい。

『私はこの簡単な対処法を聞いてから、二十回以上も利用する機会があった。それではっきり言えるのは、すぐ周囲の人やものごとのせいにするのではなく、まずは自分自身に注意を向けるのが一番ということである。016』

→私たちは人のせい、何かのせいにしがちですが、そう思った時は自分自身がいかに変化できるかに注意した方が結果的に生きやすいということですね。

『ふさぎこんでいる人に言いたいことはただひとつ。「遠くに目をやろう」こういう人はだいたい決まって本の読みすぎである。人間の目はそんな近くに焦点を合わせるようにはできていない。…星空を眺めるとき、あるいは果たてしない海を眺めるとき、目の緊張が完全にほぐれる。目がほぐれると心が解き放たれ、足どりも自身にあふれる。自分の内部すべて(臓器までも!)がほぐれ、しなやかになる。025』

→とても感動しました。何か氣分を変えたい時は遠くに目をやりましょう!心も体もほぐれるみたいです。

『人間の目は、はるか遠くを見つめると安らぐしくみになっている。026』

→私たちが宙を見る時、私たちのエネルギーになるようなものを見て吸収しているのかもしれません。

『奈落の底にでも飛び込むように自ら不運に突っ込んでいくよりも、自分を慰める努力をしたほうがいい。真剣に努力すれば、思っていたよりずつと早く元気になれるだろう。038』

→自分を慰めることを真剣にする。いいじゃないですか!

『ぐっすりよく眠るコツは、なんといっても、中途半端な考えにひたろうとしないことである。とことん考えるか、まったく考えないかのどちらかにするのだ。042』

→不眠症の方、試してみては。ただでできるし副作用もありませんよ。

『ところが、しかたなく愛想笑いを浮かべて丁寧に挨拶する礼儀正しさのおかげで、すべてが変わることはよくある。…ここまで即効性があり、かつ絶妙のバランスで効く薬を見つけることは、医者でもたぶん無理だろう。043』

→笑いの重要性についての言及。とにかく形からでもいいから笑えということ。笑いは医者より効果的ですよ。

『自分以外に言い訳を探すような人が幸せだったためしはない。一方、自分の失敗をすぐに認めて「なんてばかだったんだ」と言える人は、その経験を自分のものにすることで、たくましく、幸せになる。050』

→人のせいにすればするほど不幸である。人のせいにした時に本当に幸せな感じがするかどうか、感じてみて下さい。私も自分の失敗は認めていない部分があったので、「なんてばかだったんだ」はとてもよい視点だと思いました。やってみます。

『本物の音楽家とは音楽を楽しむ人のことであり、本物の政治家とは政治を楽しむ人のことである。そして楽しむのは能力のある証拠だ。これはアリストテレスによる驚くべき洞察である。058』

→楽しむのは能力がある証拠だ。確かに。この世を楽しんでいる人は魅力的で能力に溢れているのですね!

『寒さに負けない方法はただひとつ、寒さを喜ぶことだ。069』

→これは薄着健康法をやった私としては十分理解できました。今度やる時は喜んでみよう。

『ほかの人はどうだか知らないが、わたしは、未来のことは考えず、ただ目の前にあることだけ考えるほうが好きである。占い師に手相を見てもらいにいくつもりもなければ、ものごとの本質を見抜こうとして未来を予測しようとも思わない。なぜかというと、人間の知識がどれほとすばらしいとしても、人間はそれほど先まで見通せるとは思わないからである。072』

→これもいい言葉!私は先のことをよく考えているので今に戻すいい呪文になります。

『自分の仕事やキャリアのためなら、みんなそれぞれかなりの努力をする。それなのに、たいていの人は、自分の幸せのためには、家で何の努力もしないのだ。074』

→幸せは努力で作られるということ。自分がコントロール可能なのです。ですので他の人、他の何かが自分の幸せを引き起こすと思うのではなく、自分が自分の幸せを創造していきませんか。

アラン、いい言葉たくさん創造してる。感動は2に続く…

笑いの天使、現る!

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