抜粋ではなく全文書いている本。

『不機嫌というものは、結果でもあるが、それに劣らず原因でもある、と私は言いたい。われわれの病気の大部分は礼儀を忘れた結果である、とさえ考えたい。礼儀を忘れるということを、私は人体の自分自身に対する暴力であると考える。p44』

→不機嫌は礼儀を忘れることで自分に対する暴力だと言っています。不機嫌になって何もよいことはないですね。これを書いている時珍しく不機嫌だったのでもう不機嫌から卒業することにします。

『人間には勇気がある。時と場合によってではなく、本質的にそうである。p54』

→素晴らしい。

『礼儀についての慣習はどれも、われわれの考えに対して大きな影響力をもっている、優しさ、親切、快活さなどをまねるとき、それは不機嫌、さらには胃腸病にたいしてさえ、立派に手当てしたことになる。頭を下げたり微笑したりする運動は、幸いなことに、怒りたけるとか不信の念をいだくとか悲嘆にくれるといった、その反対の運動を不可能にする。だからこそ、社交や訪問、儀式や祝祭がいつでも歓迎されるのだ。それは幸福をまねる機会である。そしてこの種の喜劇は確実にわれわれを悲劇から解放してくれる。これはたいしたことだ。p56,57』

→不機嫌になりやすい方、胃腸が弱い方必見です。優しさ、親切、快活さを発揮することが治療です。これならタダで副作用もなくできますよね!しかもこの社交辞令の運動が治療の方法のようです。祭りとか社交の場はそんな効能があったんだ!

『もしよろこびを探しに行くなら、まずはよろこびを蓄えることである。手に入れるまえにお礼を言うがいい。希望というものは希望する理由を生み出し、良い前兆は本物を実現させるからである。それゆえ、すべてが良い前兆であり、好ましい兆しでなければならぬ。p69』

→引き寄せの法則も同じことを言ってます。手に入れる前にお礼を言う。

私の場合は愛の空間を創造するべく土地が欲しいので「素晴らしい土地を与えてくれてありがとう」ですね。

『選択したのは誰か。私はそれを尋ねる。誰も選択したものはいない。われわれは、初めはみんな子供だったからだ。だれも選択しなかった。しかしみんなまず行動した。…みんな歩いているのだし、どの道も間違っていない。この世を生きる秘訣は、私の見るところ、なによりもまず、自分のした決心や自分のやっている職業についてけっして自分と喧嘩しないことだ。喧嘩せずに、うまくやることだ。…運が悪いということは全然ないからだ。良くしようと思えばどの運も悪いものはない。…そして船乗りに向かって、最初の舵の動かし方1つで一航海全部が左右されるなどと言ったら、笑われてしまうだろう。それなのに、世間では子供たちにそう教え込もうとしている。しかし幸いにして、子供たちはほとんどいうことを聞かない。もし彼らが、空論的な観念を形づくり、一生のあいだ、bとaでbaになるというような遊戯にふけることにでもなったら、それこそ大変である。p74-76』

→みんな歩いているのだし、どの道も間違ってない!いい言葉!

自分のした決心や自分のやっている職業についてけっして自分と喧嘩しないことだ。喧嘩せずに、うまくやることだ。いい言葉2!珠玉の言葉です。

運が悪いということは全然ないからだ。良くしようと思えばどの運も悪いものはない。いい言葉3!運が悪い人はいません。

そして子供よ幸いなれ!子供が言うことを聞かなくてよかったです。

『魔法使いでなくとも、われわれは自分に、「おれはこうなんだ。なんともしようがない」と言って呪いをかける。これもまたひとつのめまいであり、このめまいが予言を成功させるのだ。p82』

→できない病について。自分の呪詛から解き放ちませんか?あなたは本当に無限の可能性を持っているのですよ。

やるぞ…!

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