続きです。
『私たちはなぜ病気になるのでしようか。 それは 強いストレスを受けるからです。 多くの病気はストレスから始まっています。 それでは、 具体的にどういう ストレスで病気になっているかを挙げると、 まず悩むことです。 考えたり悩んだりすることは人間の特徴です。 それ から、人間は立って歩けるようになったので、やはり重力に逆らうストレスがあります。長時間立ち仕事をしたり夜更ししたりすると、 重加負担がかかって身体を壊します。 あとはもともと身近なもの、 温度や空気も病気の原因になります。 あまりにも空気が少ないと、 酸素不足で病気になります。 p150』

→なぜ病気になるのかの簡単なまとめ。

免疫学的にも悩むことは病気の大きな要因の1つみたいです。
悩み?何故生じるか?
自分を有限な存在と信じ、何でも限りがあると信じるからです。
時間がない、お金がない、能力がない。。
信じるのはタダだから是非無限の可能性を信じませんか。
時間は十分ある、お金も十分ある、能力も十分ある。
その他は重力、温度、空気と物理的な要因なのですね。
『急性症状が出る仕組みは、 まず、 交感神経の緊張とス トレスによる体温低下(hypothermia) です。ストレスを受けた人は体温が低下し顔色が悪くなります。同時に、血糖が上昇します (hyperglycemia)。
現在、 病院に行っても糖尿病はなかなか治せませんが、 「糖尿病はたく さん食べるから起こる 」 と考えているので治せないのです。 ス トレスによる血糖上昇、 特に交感神経にはα刺激と β刺激があるのですが、 αアドレナリ ン刺激 には大変な血糖上昇作用ががあります。 ですから、 長時間労働などが続くと糖 尿病になります。 無理して糖尿病になっている ほとんどなのに、 無理やり運動させたり食事制限したりしているから、 なかなか治らないのです。交感神経緊張で血糖値が上昇するということを知っていないと、 糖尿病を治すことはできません。p152,153』
→無理な食事制限は逆に治療の邪魔になる、面白い話です。

糖尿病でもリラックスが大事なんですね。
まずは深呼吸ですね!
『 そこで、交感神経を緊張させて細菌を処理する顆粒球を増やしておく必要があるのです。しかしあまりにも顆粒球が多くなると、今度は組織破壊の病気が起こります。顆粒球は骨髄で作られ末梢血に出て、常在菌の住み着いている粘膜や皮膚の毛根で一生を終えます。ですから、大量に顆粒球が増えると歯周病、食道炎、びらん性胃炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、クローン病、潰瘍性大腸炎、急性膵炎、慢性膵炎、痔、突発性難聴、メニェール病、それから女性の場合は子宮内膜症、卵管炎、卵巣膿腫などの、組織破壊の病気が起こります。これらの病気はみんな交感神経と顆粒球の連動で起こっているのです。
p156』

→そうなんだ、知らなかった!やっぱりリラックスが重要なんですね!
『そのおじいさんは、 昭和10年代に海軍の潜水艦に乗っていたそう です。 戦争の最中は1週間や1 カ月間ずっと潜りっばなしでした。 仲間がどんどん虫垂炎を発症しても戦争中なので簡単に浮上できず、 みんな死んでしまいます。 顆粒球が増えて虫垂を攻撃するのが、 壊疽性の虫垂炎です。 昔は壊疽性の虫垂炎がすごく多かったのですが、 今はほとんどありません。 …結局、昔なぜあんなに虫垂炎が多かったかというと、寒さ、ひもじさ、重労働など、みんな交感神経緊張が原因で顆粒球が増え、壊疽性の虫垂炎になっていたというわけです。今は寒さも、 ひもじさも、 重労働もありません。 …こ う いう あり きたりの原因で私たちは病気になります。 ところが、 程よく空気が薄いと長生きになるのです。 沖縄は暖かい上昇気流によって低気圧なので、 みんな長生きです。 長寿県の長野も高い所にあります。 海抜350mくらいで空気がちょっと薄いです。 空気が多いとストレス、 薄過ぎると ストレス、 ち ょっと薄いと長生きなのです。 p158』
→寒さ、ひもじさ、重労働…今の日本があるのは先代のそんな生活の上にあると思うとより自分を輝かせて生きようという原動力になりますね。そんな寒さ、ひもじさ、重労働は免疫学的に病気の大きな要因でもあったのですね。
あと空気がちょっと薄いと長生きっていうのは面白いですね。何事も極端ではないほうがいいのかもしれませんね!
3に続きます。

久しぶりに今日車の中から撮った写真のアップです。

木蓮ロードを発見しました(終わりの方なんで少ししか写ってないですね)

訪問診療で通る道なのですが、横須賀の西(武?秋谷?林?の方)の海側から山側(衣笠?)の方へ行く道です。
木蓮がたくさん咲いていてびっくりしました。

また横須賀で春の訪れを感じました。

今日なんて半袖で歩いている人、数人見かけましたよ!

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