またまた感動の1日でした。

何と塩だけで味を決めるカレーを作りました!

といっても本当に塩しか使わないのではありません。

そうすると塩炒めや塩煮込みになってしまうでしょうか。

一味唐辛子、クミンで、あとは塩です。プラスコリアンダーを入れると大人っぽい味になるとか。

野菜で酸味、甘味、とろみ、色をつけるのです。

あぁそんな考え方あるのだなぁと勉強。

トマト、なす、玉ねぎ、かぼちゃ、ピーマンを使用しました。トマトは酸味の役目。

なすはとろみをつけるために皮を剥いて小さく切りました。

玉ねぎは茶色くなるまで炒めると香ばしさ、白いと甘さが出るようです。

うちの班は甘さを選択しました。

かぼちゃは甘みと色。

ピーマンは煮込んで香り、うまみを効かせるか、あまり煮込まず色鮮やかに仕上げるかでしたが、色鮮やかに仕上げるように選択しました。

クミンと一味唐辛子は最初にココナッツオイルが溶けきる前に入れます。一味唐辛子は後から入れると味が残り鋭角的になるようです。塩はいつ入れるか?

カレーというのは全てを煮溶かすので、後からです。

最初に入れると形が崩れにくくなるようです。塩って面白いですね。タイミングによって全然違うみたいです。

スープだと最初に塩で、野菜の味を引き出すのには沸騰するまでが勝負みたいです。

入れる野菜の順番は勿論玉ねぎから。

次はキノコ類。炒めが弱いとアクが強く出るようです。なるほど!

夏野菜はカリウムが多く、とにかく塩多めに必要なようです。

塩を入れてしょっぱいと思っても、野菜の味を引き出せていないことがあり、塩が足りないことあるようです。そして野菜の中に浸透するのに時間が経たないと塩の効果がわからないようです。

あと一味唐辛子の辛味が立っている時は、塩味、酸味が足りないようです。

あと、酸味というのは一定以上の濃度があるとそれ以上濃くても酸っぱさは同じように感じるみたいです。

なんだかたくさん勉強になります。

何故塩の講座をしてくださったかというと、塩は味を決める基本だからだそうです。

大体自然食に入った人がまた普通の食事に戻るのは味を決める技術がないからだそうです。まず塩だけで味を決める訓練をする。なるほどです!

これだけで10年分勉強した気分です。

他何を作ったかというと。

アスパラのソテー、エリンギを焼きつかせる、茄子の皮のソテー。

これは鉄のフライパン料理の復習みたいでした。

そして、かぼちゃの塩水煮。

塩水につけて、それで煮るだけで、なんと、煮崩れないし、甘みが出るという。

弱火で沸かすと気泡が出てきます。カセットコンロの場合弱火といっても少し強めみたいです。火と鍋の位置が少し遠いからです。そんなこと考えたこともありませんでした。

本当に勉強になります。

沸騰したら蓋をして、かぼちゃを躍らせない程度で煮る。大体5分強でしょうか。とにかくかぼちゃ煮含める場合は調味料を最初に入れるのです。あとからだとべちゃべちゃになるようです。

塩水で煮たらオリーブオイルとレモン汁で味をつけました。

酸味は熱いと味がとぶみたいです。そして先に入れるとしっとりするみたい。

レモン汁→オリーブオイルで入れて、レモン汁を多くしました。

酸っぱくなりすぎましたがオリーブオイルで中和できました。

そして玄米粉のショートブレッドを作りました。

グルテンフリー!

ラッキーです★

これは量が決まってます。

コツはさっさと作ること。

何故なら甜菜糖は溶けた食感がよくないから、ココナッツオイルが温まるとべちゃべちゃになるからです。

なので、天板は冷やしておきます。

混ぜて、天板で伸ばして、丸くして、端をギザギザさせます。そして等分し、竹串の裏で穴を開けます。10分焼いて切り込みを入れます。切り離さないように。デリケートなんで。ここで甜菜糖を上からかけるとサクサクするらしく、うちの班はそうしました。

糖分が多いと焼いた時茶色くなるみたいです。

焼いて熱いうちに甜菜糖パウダーをふるとしっとりした感じに。

シナモンパウダーなど混ぜ込んでも美味しいようです。

うえに塩をかけても良いようですが、その際はパリッと焼く。焼きすぎると味が飛ぶようです。

冷やしてる食べると美味しいみたいです。

なんと情報量が多い実習なんでしょう!私は料理ってほぼ論理知らないですから滅茶苦茶勉強になります。

さて、出来上がりました。

上からかぼちゃ、

真ん中は水キムチ、

下はソテー系。

カレーです。


ショートブレッドです。
味はどうだったか?

勿論美味しかったのですが、本当にびっくりしたことがあります。

白崎先生が作ったショートブレッドも出てきたので食べました。

そうすると、次元が全く違うのです。

バードの田辺さん(現prez)の作る飲み物の様。

一流の方の作るものはこうも違うのか!

具体的に何が違うのかは言語化は難しいです。

食感、香り、後味など全てにおいてやはり限界を超えているのです。

お菓子の限界を超えたショートブレッド。

本当にびっくりしました。

こんな近くに一流の先生がいること、とても嬉しく思い励みになります。

一流の方の仕事に触れると自分もやる気になりますし、幸せな気分になります。

参加させて頂いてありがたかったです。

今日も良い一日でした★

私のライフワーク、自分を含めた人類の健康と幸せと平和への可能性の広がりへの取り組みを促進させるいい、機会になりました。

ありがたい!

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