もう12年も一緒にいた猫さん、そら。

私の出産前後全く世話をすることもできず、夫に任せておりました。

そしてクリニック移転とともに住まいの物件も探しつつ、だったのですが猫さまがいるとなかなか見つからないのでした。

そこでそらをこよなく愛する母に泣く泣く?送り込むことにしました。

12年も一緒にいて、一緒にいられる最後の瞬間、とても悲しみがわいてくると思いきや、特に何も湧き上がってきませんでした。変に淡々としている。。これは…

よく親しい人がいなくなって、周りの人はあまりに実感がなくて何も感じない、そんな状態になってるのかもしれません。

全然実感が湧きません。

お互い別れの挨拶をしましたが、別れの雰囲気は全くなかった。。

母は餌はいつやるのか、どれでやればいいのか、トイレの工事はもう予定しているなどとそらのことを熱く思って行動してくれてるので、母のもとにいくことになってよかったなと思いました。そして母がそらの毛づくろいのことを早速熱心に取り組もうとしていてありがたい限りでした。

確かBSLの時から飼い始めたそら。今振り返ると涙が出てきそうなので一旦ブログから離れます。

色んなことがありました。

もとは先輩がからすにつつかれて瀕死の子猫を保護して動物病院に入れたのでした。それを先輩が飼えないということで紹介されて、一目見るだけ、といって動物病院にふらっといって目があったところから始まりました。なんて可愛い生き物なんだろう!!

生後1ヶ月、飼い方もわからず小さなそらを家に連れて帰り、ケージに入れました。

そらは私のことを母親と思ったのか行くところ行くところついて来ようとします。

ケージから私を見るとケージがあることもわからずついて来ようとし、ちょうど扉の所のケージとケージの隙間に頭が挟まって首吊りのような宙ぶらりんになっていて慌てたこともあります。切ない。。

私がトイレを使用しているのを見て、次の時から猫砂ではなくちゃんと人間用のトイレでやるようになったのでした。

まるで人間のようなそら。

引っ越す度に混乱して、暗い狭い隙間に隠れていたり、うみがうちに来た時にはうみに遠慮してか、一歩後ろで私たちの様子を眺めるようになりました。

なんだか書き出すときりがないですが、とにかく今は呆然とした状態なのかと思われます。

先程そらの部屋の前を通ったら、スラム街のようだった部屋を母親がきちんと片付けてくれていて、もぬけの殻で、鳴き声もしないこと、私の中で整理がつかないのでした。

関連記事はこちら