そして、出生1日、その日から母乳をあげるという行為をすることになりました。

前日は少しおっぱいを口に含ませたりしておりましたが。

母乳をあげるということ、これがこんなに大変なこととは思わなかった。不食で産まれてくると思ったので。でもお腹が空いたら泣きます。泣くのであげると飲みます。不食ではない。。

この日の御子の体重、産まれてきた時より8%減。ミルクを投入しても、体重、増やした方が良いとのこと。授乳回数はできれば、欲すれば、適宜。乳首も傷んできます。出も悪いのか、お白湯→右乳→左乳→お白湯→右乳→左乳でようやく泣き止み寝たと思ったら30分後にまた泣き始めると。。。ケミカルはなるべくやりたくないのでミルク投入は控えたかったのですが、これを飲むと消化が遅いらしく3-4時間は寝てくれると。仕方なくミルク投入してみました。ここで使用されているのはボンラクトという大豆から作られたミルク。考えられてますね!

子宮が回復しないと母乳が出ないらしいのですが、長丁場の出産だったため回復も遷延するらしい。

この日もトータル2-3時間しか眠れませんでした。

そして、10分でも寝るというのを繰り返すと夢を見ているのを生々しく記憶しております。自分が乗っている飛行機が墜落する夢とか起きてぐったりする夢も見ました。

お産の時、この痛みを乗り越えたらゴールなんだ!!!と思っていましたが、まさかお産が序章にすぎなかったとは。。。

そしてこの日も、あれ?これがずっと続くとなると確かに体がもたん。育児ノイローゼにもなるし、仕事なんてとんでもない、できません!とまた世の母親をリスペクトしました。

何しろ眠れないだけでなく、昼間でも白湯にしようかミルクにしようか、また母乳に戻すか迷ったり、トイレに行きたい時も、ずっと泣いているのをあやしているか、何かを御子に与えているか、眠くて横になっているかで暇が全くなく、本当に忙しい。研修医以来です。あの時24という海外ドラマを見て、ああ、この人たち寝ないし食べないし、私たちより忙しいんだなぁと自分を落ち着かせた記憶がありますが、それほどの忙しさ!

この先どうなることやら。。完全母乳は無理なのか。。。

そうして次の日を迎えました。

④に続く。

  

起きてはならぬという掟の時、分娩室から自室への部屋の移動はこんな画期的なシステムで運ばれました。

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