最後に書いたソナタを集めて演奏する、とても意味深そうです。
ベートーベン、シューベルト、ハイドン、モーツァルトという私のような素人?でも知っている面々です。
それぞれ亡くなった年齢は勿論違いますし、まさかみなさんこれが最後のソナタになるとは思ってはなかったでしょうが、最後に書いたピアノソナタにはどこか通底する、晩年の重厚感があるようです。
最初サー・シフがホールに入ってきた時びっくりしました。
まるで天界から来た天使のようです。パンフレットの気難しそうな?印象とは大違いです。
そして、弾き始めてびっくり、今まで聞いたことのないような柔らかい音がピアノから出て来ました。まるで天界の音です。天才です。
またびっくりしたのは、休憩なく、アンコールも沢山弾いてくれて計2時間半以上ずっと弾き続けてくれたのでした。
推定64歳で、その体力、本当にびっくりです。
このコンサートで感銘を受けたのは、天界に住んでいるような人が地球上にて創作活動をし、神性を人々に見せてくれているということ。
また最後のソナタを聴いて、常に今日が最後だと思って悔いなく生きることを心がけようと思いました。
重たい自我に引きずられるのではなく、自他に親切にしようと、決意を強めました。
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