質問:タクヤ 男 26歳
私は今ネット上で誹謗中傷を受けています。
具体的に言うと、私のやることなすこと全てを否定され、来る日も来る日もひどい暴言を浴びせられ、いわゆるフルボッコにされている状態です。その相手は私が何を言っても聞く耳は持たず、私が嫌がるようなことであるならどんなことでも書くと言っても過言ではありません。

もちろん匿名なので個人情報を晒されたり、自宅に脅迫状が届いたりするようなことはないので見なければそれで済む話なのかもしれませんが、どうしても見ずにいられず、今度は何を言われるのかと思うととても不安で仕方ありません…私は一体どうすればいいのでしょうか…

回答:メール頂きありがとうございます。ご相談大変嬉しく思います。

ネット上で誹謗中傷を受けていたのですね。それは大変でしたね。

来る日も来る日もひどい暴言を浴びると嫌にもなっちゃいますよね。

そんな中でも匿名で個人情報を晒される危険がないこと、安心しました。

やることなすこと全て否定されるなんて、タクヤさんはキラリと輝くような目立つ存在で、心に残るような氣になる存在なのでしょうね。

ですが、不安のあまり日常生活に支障が出てしまうくらいであれば、一度お近くのメンタルクリニックに受診し、相談されてもいいのかもしれません。
少しのお話や少しのお薬などの手助けが、不安を少なくしてくれるかと思います。

ところで脳は言葉の主語を判別できません。例えば「お前はバカだ」と言うと「お前は」というのを判別できず自分のことだと錯覚してしまうのです。ですので「私はバカだ」と言っていることと同じなのです。

そう思うと誹謗中傷をしている方は自分自身を誹謗中傷していることになりますね。

そんな風にしている人をみるとなんと思うでしょうか。

私ならああ、その方がどうか人生の素晴らしさに氣づきますようにと願うでしょう。

お釈迦様の話で私の好きな話があります。

誹謗中傷や悪口を直接お釈迦様に言いにきた方があって、その方にお釈迦様は「その言葉は受け取りません。お持ち帰りください」と言ったそうです。

続けて「お土産を他の方に渡すとします。その方がお土産を受け取らなかった場合、そのお土産は誰のものになりますか?」
もちろん持って来た人の元に返ってくるのですが、その質問で言われた方は目が覚めたそうです。
脳は主語を判別しないという話とも似ているかと思います。

タクヤさんはそんな誹謗中傷を受け取らなくてもよいのかもしれませんね。

どうか相手を責めず、自分を責めず、ご自身が心地よいこと、夢中になれることに思考を使っていただけると嬉しいです。

タクヤさんの幸せを心よりお祈りしております。

 

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