デイケア 2023.4.4

新年度に入り、初回のデイケアです！
この日は6名の方にご参加いただき、
桜にまつわる句で春を味わいながらのスタートとなりました。

当事者研究は今回も盛りだくさんで、
3名の方にご発表いただきました。

一つ目は、「通所の回数に関する職員さんの言葉が辛かった」。
職員さんからの言葉をプレッシャーに感じてしまい、
過去の嫌なことを思い出してしまったとのことでした。
皆さんからは、自分の思いを伝える方法についてのアドバイスが集まりました。

二つ目は、「シェアハウスでの人間関係」。
ある時には仲良く、ある時には意地悪（？）をしてくる、というように、
気分に左右されて行動がその時々で違う人との付き合い方について、
前々回に引き続きご相談いただきました。
今回は、相手の方の思考パターンもみんなで推測しながら、
“とにかく感謝の気持ちをできるだけたくさん伝えてみる“という新たなアドバイスが生まれました！

三つ目は、「生きている価値がないと悩んでいる」。
自分には価値がないのに、生きていていいのかな、と考えてしまうとのこと。
これについては、皆さんが共感できる悩みであり、
その悩みとどのように向き合っているのかについての意見を聞かせていただきました。
「好きなことをすることで、この先自分に価値をつけていくのだと考えるのはどうでしょう」、
「発表者さんには今まで当事者研究の中で何度も助けられたので、感謝しています！」、
というアドバイスや励ましのお言葉もあり、
まとめの時間には、発表者さんも「話せてよかったです！」とおっしゃっておられました。

最後に発表者さんの笑顔が見られたところで、本日のデイケアは終了のお時間です。

次回のデイケアは4/14(火)です。
今度こそ、週替わりプログラム「絵月記」に取り組めるでしょうか。
ですが、当事者研究発表のたくさんのご希望も引き続き承っておりますよ。
楽しいデイケアの時間になるよう工夫をしていきたいと思います！

皆様のご参加を心よりお待ちしております。

精神保健福祉士