質問:ユキ・ヒロ 男 39歳
私は、精神障害者であることをカミングアウトして、某自治体の相談員(精神保健福祉士)として勤務しております。しかし、他の行政機関と業務委託先の民間の社員から、そのことをネタにしてからかわれたり、仕事ができない無能な人間であると決めつけらたり、「あなたは他の相談員やケースワーカーから頭おかしいと思われてるわよ。」と言われたりしました。
私の勤務態度を理解して評価してくれている常勤職員の方もいらっしゃいますが、精神障害者を支援するものとして、一人の人間として、この二人を絶対に許せません。この許せない気持ちとうまく付き合っていくにはどうすればいいでしょうか?そろそろ我慢の限界が来ています。

回答:メールいただきありがとうございます。ご相談大変嬉しく思います。
それは大変でしたね。今までよく乗り切って来られたかと思います。
さて、この世というのはやったことは必ず自分に返ってきます。
そのようなことをする方は、必ず同じような思いをするシチュエーションに遭遇するということです。
また脳というのは主語を認識しません。例えば「お前はバカだ」と言ったとすると、その言った本人の脳みそは「私はバカだ」という風に変換されてとらえるのです。
そう思うと

ネタにしてからかわれたり、仕事ができない無能な人間であると決めつけらたり、「あなたは他の相談員やケースワーカーから頭おかしいと思われてるわよ。」

と発するその方がかわいそうだなと思う氣持ちは湧いてきませんか?
もし、かわいそうだなと思われるようでしたら、
慈悲の心で「その方が幸せでありますように」と是非祈ってあげてください。

許せない氣持ちに対しては1日何度でもよいので、胸の前で手を広げて、まずは「私を許す、私を許す、私を許す」と言葉に出した後に「〇〇さんを許す、〇〇さんを許す…」と言ってみるとよいでしょう。段々と許せない氣持ちが薄れてくるかと思います。

ユキ・ヒロさんが幸せであるよう心よりお祈りしております。

 

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