質問:断食魔 男 26歳
社会人になってから規則正し過ぎる生活にうんざりしています。決まった時間に起きて食事をして働いて寝る。それが出来なければ異常だとか言われ、病人扱いされます。
正直、私にとっては一日三食というのが苦痛です。明らかに食べ過ぎで、お腹が苦しくなり不快な感じがしますし、吹出物のようなものもできます。むしろみるみる太り醜い姿になることに気が滅入ってもきます。
日頃から残業が多いこともあり、体調や生活習慣は異常なまでにも会社に管理され、産業医や保健師の方が付いています。
そこでは決まった時間に食事を摂ることが良しとされ、それを要求もされます。従業員の健康を維持管理する義務があるのも理解しますが、その管理を受けることが苦痛で負担です。サラリーマンなのでそれにNOとは言えません。異議を唱えるなら辞めなければなりません。我慢するしかありません。
私はお昼ゴハンだけを食べられればそれで満足ですし、イライラした時などは何か食べたい気持ちにかられることもありますが、落ち着けば食欲も収まります。
一日三食を規則正しく摂ることがそんなにも大切で、人間社会で生きていく上でそれができなければ否定されなければいけないことなんでしょうか?こんなことが苦痛に思うのは病気なんでしょうか?
規則正しい生活、食生活が良いというのが世間一般の正論になっているのはわかりますが、合わない人は社会から離脱させられなければい、異常なものなんでしょうか?私には私が病的だとは思えていません。

回答:メール頂きありがとうございます。ご相談大変嬉しく思います。
規則正し過ぎる生活にうんざり、その感覚は素晴らしいと思いました。
是非ともその感覚を後生大切にされて下さい。
何故なら私たちの体や心は規則に合わせるように作られていないからです。
さて、食事に関してはこの世の中、自由にすることが難しいほど「こうすべき」という洗脳が強く働いております。
日本では厚生労働省が推奨する栄養に基づいて指導、管理している組織が多いかと思います。
まだまだその栄養学は発展途上であり、経済的な損得も絡んでいる場合もあるので、必ずしも人間の身体にフィットするものだとはいえないでしょう。
ところで、断食魔さんは1日三食が苦痛とのこと、それはとても体の声を聞けているという素晴らしいことかと思います。
おっしゃる通り殆どの人にとっては三食は食べすぎでしょう。
私の経験だと消化の良いもの(果物)を1日1食の時が一番エネルギーに満ち溢れておりました。
是非ともご自身の体調に合わせて食事なさると良いかと思います。
ただし、そういったことを大っぴらにいうと人々の抵抗が大きく、そこの議論に時間を使う比率が増えて疲れてしまいますので、あまり説明しないようにするのはいかがでしょうか?
昼を食べているのであれば、「(昼の)食事はしっかり取っています」と伝えるようなことは嘘ではないのでよいかと思います。

ちなみに私も少し食べ過ぎただけで吹き出物が出たりします。
その場合は食べる量や回数を調整するよい機会かと思いますので、是非こうすべきという周りの意見ではなく体からのお便りを聞いてあげて下さいね。

繰り返しになりますが、

一日三食を規則正しく摂ることがそんなにも大切で、人間社会で生きていく上でそれができなければ否定されなければいけないことなんでしょうか?

これは今の社会は一日三食を規則正しく摂ることが大切とされており、そうではない人は否定される傾向にありますが、私たちが作っていく今後の新しい社会では、もしかしたら一日一食食べたい時に食べることが大切で、そうではない人は否定されるかもしれませんね笑

こんなことが苦痛に思うのは病気なんでしょうか?

全くの正常です。

規則正しい生活、食生活が良いというのが世間一般の正論になっているのはわかりますが、合わない人は社会から離脱させられなければい、異常なものなんでしょうか?

異常ではありませんのでご安心下さいね。

断食魔さんが快適に暮らせるよう心より応援しております。

 

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