質問:怖い わからない 32歳
相談お願いします。
もう、どうしたらいいのか分かりません。
死ぬことを毎日考えて怖いんです。
怖くて怖くて仕方ないんです。
生き続けるのも怖い話ですが。

死んだらどうなるのか。
この気持ちはどうなるのか。
天国はあるのか、永遠にそれが続くのも怖い。
未知なのも怖くて怖くて仕方ないんです。

どうしたら、恐怖が、薄れますか?

また、こんな考え方は遺伝しますか?

子供も、こんな考え方になったら、生きてるのが毎日辛いと思うんです。
薬を飲むことはなるべくしたくないんです。
カウンセラーに行っても森田療法の先生に聞いても、
考えないようにする時間を沢山作るように、するんです。言われても毎日考えて怖いんです。
考えてもしょうがないのは分かってるんですが怖くて怖くて仕方ないんです。
心が強くなりたいんです。

気が狂いそうだし、吐きそうです。
どうしたらいいのでしょうか。
何かいい方法はありますか?

回答:メール頂きありがとうございます。ご相談大変嬉しく思います。
怖い氣持ちを抱えながらよく今まで頑張って生き抜いてこられましたね!素晴らしいです。

私も死んだら無になるのか、無になるというのは恐怖なのか、小さい頃からずっと考えていました。ですが死んだらおしまい、何もなくなるという理論は自分にとってはなかなか受け入れ難いものでした。

そして様々な書物を勉強し、私の中では1つの結論が出ました。

魂は永続するということです。

死ぬ直前に心地よいイメージで死ねば死後天国を感じ、心地悪いイメージで死ねば地獄を感じるようです。

そして死んだら今回の生を振り返って、色んなイベントを企画してまた再び生まれてくるようです。

ちなみに死より誕生の方が何倍も、ことによっては何千倍も勇氣がいる行為のようですよ。

と、いうのが私の持論です。

寝ているときに夢を見ますよね。
起きているときにもいろいろ体験しますよね。

なぜ人間が眠る必要があるのかはいまだに分かっていないそうです。
また、寝ている方が現実で、通常起きていると言われる状態が実は夢なのかも明確に定義できないそうです。

それをそのまま、私の持論に当てはめますと、魂が生まれ変わることですが、あっちの世界とこっちの世界をなぜ行き来する必要があるのかは分かっていないようです。
あっちの世界とこっちの世界も明確な区別が定義できないので、きっと怖いさんが死んだらどうなるだろうと思って向こうの世界で死んだ結果が今こっちの世界でこうして生きているということではないでしょうか?

もしそうだとしたら、こっちの世界で死ぬことも、あっちの世界でどう生きるかも少し怖さが和らぎませんか?

何十年かの間隔で寝たり起きたりみたいな感じであっちの世界とこっちの世界を行き来しているのだと思うと少しは気が楽になったりはしませんでしょうか?

何にしろ信じる、信じないのは自由なのでご自身が心地よい考えを選び取り、信じると良いでしょう。

そのために色々調べて勉強するとよいかもしれません。未知なものが少し既知に近づくでしょう。

そうやって死について生について研究していると思いもよらず生と死のエキスパートになるかもしれません。

子供に関しては、親からの要素を遺伝しやすい部分はあるでしょうが、親とは違う全く新しい魂ちゃんなので親の想像を遥かに超えています。子供が生まれたらほとんど神様そのものなのでたくさん人間の本質について教えてもらうことがあるかと思います。
また、もしそういった質問が来たとしたら谷川俊太郎さんの質問箱という本にとても素敵な回答があります。

『質問 四 どうして、にんげんは死ぬの?
さえちゃんは、死ぬのはいやだよ。
谷川さんの答 ぼくがさえちゃんのお母さんだったら、
「お母さんだって死ぬのいやだよー」
と言いながら
さえちゃんをぎゅーと抱きしめて
一緒に泣きます。
そのあとで一緒にお茶します。
あのね、お母さん
言葉で問われた質問に、
いつも言葉で答える必要はないの。
こういう深い問いかけにはアタマだけじゃなく、
ココロもカラダも使って答えなくちゃね。』

私はこれを読んだ時とても感動しました。質問の答えが言葉だけではなく、抱きしめて一緒に泣いて、一緒にお茶する素晴らしさ。生まれてくる子どもと一緒にそんな体験ができるなんて、とっても素敵じゃないですか!

また、

カウンセラーに行っても森田療法の先生に聞いても、
考えないようにする時間を沢山作るように、するんです。言われても毎日考えて怖いんです。

 

とありますが、コツとしては考えないようにすると考えてしまうので感じるようにしてみてはいかがでしょうか?
ブルースリーも「考えるな。感じろ」と言ってます。

恐怖感の中でもうずっと生きてたなんて、十分怖いさんは心が強いと思いますよ。

怖いさんの幸せを心よりお祈りしております。

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